2009年02月25日

どもありがとMr.ロボット

こないだ、NHKで

エコロジー=地球にやさしい

というテロップが流れていました。ヲイ、違うだろ。





「浅田稔のロボット未来世紀」という番組にはまっています。
人工知能、AIを開発している大阪大学のチームの研究紹介ですが、内容が多岐の分野に渡っていて、非常に興味深い。

従来の「プログラム/インプットした行動パターン → 発揮」という様な受動的なロボットではなく、学習能力の発達を基盤としたロボットの開発を進めているそうな。主な開発成果は、人間型学習ロボットの「CBスクエア」と、チームプレーを学習するサッカーロボ。

学習とは何か。

簡単にまとめると、多分この連鎖の繰り返し:

Environmental stimuli (input)

Pattern association

Appropriate response / behavioural output

この連鎖を繰り返すことで、「目的」に対して成功(達成)or エラーの情報が何百通りと得られ(simulation)、記憶の強弱をつけていくことで、最適な戦略(or範囲)を導き出す。
例えば、この一連をランダムに繰り返しても、個体(?)どうしの「協力」が生まれる。「協力」が成り立つこと自体は、生態学/行動学からしてびっくりなことでは無いが、それを人工的にre-createできてるところが凄い。つまりは、学習のプロセスにおけるひとつひとつの仕組みを、モデル化することに成功しているということなんだろう。
うーん、近未来!



「ロボット=ガンダムスーツ」という様な風潮が今までAIの世界ではあったそうですが、
CBスクエアは、そもそも人間との相互作用を想定して造られているので、皮膚や関節の柔らかさを再現した造りになっていたり、体外の刺激を感知できるセンサーを全身に巡らせている。目(カメラ)も人の視線を追えるように造られていて、認知心理学とか発達心理学でよくやられてる gazing experiments が可能らしい。Object-word-association とか、昔その手の授業でやったなぁ〜笑



学習は、やはり他個体とのinteractionがあって、初めて誘発されるそう。
「真似」、つまりは「他個体の行動の目的を理解 → 再現」ができることで、
動物/人間の脳は発達していくらしい。
そっか、今自分が見よう見まねでやろうとしていることは(e.g. 研究)、
学習しようとしているんだな、と再確認。



ここの教授は、もともとは工学系の先生なんだろうけど、
認知心理学、発達心理学、はたまた物理や行動生態学にもわたるような
multi-disciplinary研究をしていて、凄まじいなぁ〜と思った。
可能性は果てしないんですね、この世の中。


posted by T.Olivia at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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